カフカ断片集を読みました。
本屋で見かけて「断片集ってなに?」って気になり衝動買いでした。
カフカが、手記やノートなどに残した未完成作品を集めたものです。
これは1行の作品から4、5ページくらいの作品など様々で一気に読んでしまいました。
一気に読めても、ん???って感じで、なんだか分からないものもあったり、短い文章でも何度も読み返し考えさせられるものもあり
それが面白いです。
しかし、「カフカは断片が一番ヤバい!」ようですが、ヤバさは感じませんでした。。。。
個人的には、ローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリン、デヴィッド・ボウイなどのbootlegにあるouttakeやunreleasedのような途中で演奏が終わってしまう感じで、なんだかカフカのbootlegを読んでいるようで楽しませてもらいました。
カフカ断片集:海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ (新潮文庫 カ 1-5) 文庫
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